REPORT13


東京都中学1部リーグ、対:スフィーダ世田谷(多摩川緑地Aグランド)

★久しぶりの中学1部リーグの試合、中止順延等でなんと8月以来の試合となった。
相手は強豪スフィーダ。めきめき実力をつけているFC駒沢女子U15の選手達、どんな試合をするのか
楽しみでしょうがない気持ちを抑えながら会場にむかった。

会場に着くとアップしている選手達が見えた。ん?なんか少なくない?
残念ながら、学校等で来れない選手がいて今日は9人での試合になるとの事。スフィーダ相手に9人はかなり厳しい。
しかし、アップ見ててもなんか皆の動きもいいし、雰囲気が良さそうだ。いい試合をしてくれそうだと感じた。


▼思った通り序盤FC駒沢の動きがとてもいい。人数が2人も少ないなんて感じさせないゲーム運びをしている。
左右に振ってくる相手DFにもしっかりプレスをかけに追っている、ボールへの寄りも早くて互角の滑り出しだ。
そんな前半9分、スペースを見つけたほゆみ選手が、ボールを奪ったみさき選手にパス出しのアピール。
それを見てみさき選手がゴール前のスペースに縦パスを出した。
 

▼キーパーも出てきたが、俊足のほゆみ選手しっかり追いつきボールをキャッチ。


▼出てくるキーパーを避けゴール右を狙ってシュート。


▼よっしゃ!これはいったぞ。と、思ったのだが、ボールは右ポスト当たり手前に跳ねた。
 

▼あと5センチ左だったら・・・。惜しいシュートだった。


前半大きなチャンスはこれだけだったが、大きなピンチもなく試合は一進一退で前半を終えた。
駒沢やや優勢か・・・。キーパーがボールを手にする回数は間違いなくスフィーダのほうが多かった。
9人でこのハーフは上出来ではないでしょうか。
しかし、さすがスフィーダ、一人ひとりの個人技は優れている。
パスワークもしっかり出来ており、大きくパスを回して駒沢に揺さぶりをかけているかのようだ。
追っていた駒沢選手達の後半へのスタミナにどのくらい影響してくるのか心配なところ。
なにせスフィーダより1.2倍は走っている。


    後半、FC駒沢女子U15の動きはそんなには落ちていない。しかし、相手の動きが少し変わってきた。
     サイド攻撃を多く使ってきた。人数が少ないサイドでプレーが集中すると逆サイドが手薄になる。
そこへ、大きくボールを回し手薄な逆サイドから、一気に持って上がり中にパスを入れる。そんなプレーが多くなってきた。
         しかし、今日の駒沢は怯んではいない。積極的に攻めのサッカーをしていた。

    ▼後半キーパーをともみ選手からほゆみ選手に交代。控え選手のいない駒沢、疲れを考慮しての交代か。
     

  

    ▼そんな後半16分、コーナーキックから思わぬチャンスが巡ってきた。
   

  ▼相手DFのクリアミスでこぼれたボールをみさき選手がヘディングでシュートにいくところを
   止めようとした相手DFの腕にボールが当たりボールは止まった。ホイッスルが吹かれた。完全なハンドだ
   

         ▼後半残り10分、0対0。重要な場面、キッカー美咲選手。チャンスをものにできるか。
   

   

   

                 ▼ここはしっかり左隅に決めて1点を先制した。
   

1-0と先制した駒沢、気分がゆるむ事は無かったがやはり終盤疲れが出てきたか、防戦にまわる事が多くなった
  しかし、あと10分持ちこたえれば待望の勝ち点があのスフィーダから取れる。応援の手にも力が入る。
      ▼そんな残りわずか数分。右サイドからのセンタリングを許してしまう。
   

     ▼人数の少ない駒沢、マークしきれなかったのかボールはフリーの相手選手にダイレクトに。
   

   ▼ボレーシュート。ボールは勢いよくキーパー右へ。ゴールを許してしまう。
    この時間での失点は痛い。しかしまだ1-1の同点。この流れを止めなくては・・・
   
   
   ▼と思っている矢先、左からシュートをが飛んできた。
    これもヒヤッとしたが、キーパー交代が功を奏したか、長身のほゆみ選手がジャンプしてギリギリで止めた
   

   このまま試合終了。からくも1-1の引分でスフィーダ戦を終えた。
   この結果をどう考えるかは選手達にまかせよう。
  ただ、いい試合を見せてもらった。来るときの期待通りの試合で、帰路は同じ道を心地よい不満足感で車を走らせた。






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