REPORT17


東京都中学1部リーグ、対:ラガッツァFC(多摩川緑地Aグランド)

★前回の中学リーグ12/5スフィーダ戦を2人少ない9人で1-1と引分け、ムードが良くなっているU-15。
チームのレベルもシーズン当初に比べれば、間違いなく上がっているだけに今日の試合もどんなゲームをするのか、
楽しみなところです。中学リーグだが、メンバーの数名は一般女子2部リーグに出場し、高校生や大学生などと
対等にゲームをしたり、ハードな経験も相当積んだりしているところもチームのレベルアップにも繋がっているのでしょう。

今日は、撮影ロケーションも良かったので、両チームの全てのシュートシーンをまじえてレポートしてみました。

▼残念ながら今日も2人少ない9人での試合となった。しかし、変なもので慣れてきたせいか、人数が少ないことが
気にならなくなってきた。
今シーズン10人の同人数でやった試合はあったが、11人での試合は1度もなかった。
前試合のように9人でも対等な試合ができるし、勝つことも出来るという気持ちは選手皆が持っていると思います。
試合前の握手も写真のように対戦チーム2人(右)の握手の相手はいない。


▼前半開始早々30秒、このところキーパーが多かったほゆみ選手のシュート


▼しかし、カットされてしまうが今日の駒沢の意気込みが伝わるいいプレーではないだろうか。


▼そこでもらったコーナー。自らキック。


▼みえい選手のシュート、残念ながら右にそれてしまったが、早くも駒沢2本目のシュート。




▼ラガッツアの1本目のシュートは前半6分。これはしっかりキーパーキャッチ。
更にその2分後右深いところからのシュートするが、それもゴール裏に流れた。これでシュートは2本づつ。
 

▼今度は駒沢、9分左からみさき選手が浮いたボールをゴール前のほゆみ選手に合わせる 
▼ゴール前、競り合いなんとか当てるが、ボールはゴール外に。
 

▼その1分後今度はラガッツア右サイドからのシュート。キーパーしっかりキャッチ。
試合開始10分で合計7本のシュート。シュート合戦の様相を呈してきたか。
  

▼12分、またもラガッツァの11番選手のシュート、これは危なかった。ゴールポストに当たり外に跳ねる危ないシュートだった。
 

▼今度は駒沢のポストに当たるいいシュート。流れてきたボールをダイレクトシュート。



▼ゴールポスト上に当たり、ボールは上後方に跳ねた。10センチ下なら・・・


▼その4分後今度はラガッツァ。しかし駒沢DFがしっかりプレスをかけシュートボールは大きくはずれる。 
 

▼順番に編集しているようだが、本当に交互にシュートチャンスがめぐってきている。
今度は駒沢、3本目のコーナーキック。ほゆみ選手のコーナーキックが絶好のいいボールとなった。
ともみ選手めがけてきれいなアーチを描いた。

▼ともみ選手、相手DFがいたからか、ジャンプしてボールをヒザで合わせてシュート、相手は完全に逃げている。

▼ボールはしっかりとミートされ、ゴールフリースペースへ飛び込んだ。ナイスシュート!

▼駒沢女子、前半19分1点を先制。ともみ選手がほゆみ選手に駆け寄る。二人しかいない中3コンビによる見事なゴール。

▼前半終了間際23分。フリーキックのチャンス。だが、これはともみ選手大きくゴールの上へ。
  

このまま前半終了。折り返しで1-0と優勢ですすんでいるが、前回のスフィーダ戦も後半追いつかれている。
そんな悪いパターンがあるので、後半9人でなんとか戦い抜いてほしい。
この日は天気もよく、丹沢山系もきれいに眺められた。後半終わった段階でこの景色と同じ爽快な気分になれるのか・・・

△前半のシュート数は、駒沢6本、ラガッツア7本で終わった。まさにシーソーゲームだ。


そしてサイドが変わった後半30秒、ラガッツアこの位置からミドルシュート。
ヒヤッとしたコースだったが、キーパーがしっかちとジャンプしてキャッチ。
 

▼その3分後続けてのシュート、ゴールの外側。
 

▼更に3本目のシュート、右に外れるが後半早々3本の連続シュートを許すのはちょっと不安。二人少ないがゆえの、
後半のスタミナ問題、今日の試合もそうならない事を祈った。
 

▼そしてラガッツア連続4本目のシュート

▼近いところからかなり強いシュートが打たれたが、コースはキーパー正面
▼キーパー正面でグローブに納まったかに見えたが、勢いのあるボールは手をはじきゴールの中へ落ちた。
相手チーム10本目のシュートが同点ゴールに。

▼これで1-1、ゲームは振り出しに。このゴールで駒沢メンバー奮起するのか、落胆するのか、重要なところだ。


▼その2分後、駒沢の攻撃、みゆ選手がシュートを放つ。

▼いいシュートだったが、キーパーキャッチ。しかし、その調子でここは流れを変えるところ。積極的ないいプレーだった。
 
▼1分後、駒沢続けてシュートはともみ選手。かなり近い位置だったがキーパー正面。駒沢9本目のシュート




▼後半17分、相手のミドルシュートをキーパーキャッチ。この11本目のシュートをキャッチしたキーパーから攻撃がスタート
 

▼キーパーのキックはハーフラインあたりまで飛ぶいいキックとなった。高く上がったボールは、ノータッチで高くバウンドした。 
▼落ちてきたボールをほゆみ選手が肩トラップしてボールをコントロール。前にボールを落とす。

▼ここからのほゆみ選手の判断がすばらしい。マークがきびしくボールのころがりも早い。そこに左のフリーのみさき選手が目に入った

▼フォローにきたみさき選手を見て、自分が相手DFをガードしてシュートをみさき選手にまかせたのだ。


▼ほゆみ選手がボールを追わずにDFをガードしたのを見てみさき選手がボールを追った




▼これでキーパーと1対1になった。距離を詰める。

▼キーパー正面距離が詰まりシュートコースが広がったところでシュート!

▼浮かし気味にキーパー左を狙ったシュート。距離がなくキーパーも反応できず見事ゴール!

▼駒沢も10本目のシュートがゴールとなり2-1の勝ち越し点となった。ほゆみ選手が駆け寄る。

▼見事意思が通じ連携プレーとなり得点に結びついたいいプレーだった。


▼18分、ラガッツア12本目シュート。残り時間も少なくなって相手も必死だ。
  
▼守りに入ってはいけない駒沢、攻める。みさき選手左からまたも浮かせるクロスを出す。


ゴール前からこぼれたボールをももか選手がシュート。


▼惜しくもキーパー正面。


▼残り3分、これがラガッツア最後のシュートとなった。ゴール正面からのシュート。


▼ゴール左に外れる。よし!あと2分・・・。このまま終わってくれ〜、の気持ちでいっぱいでした。


▼そしてそのまま試合終了。その瞬間駒沢女子の面々は意外と冷静だった。
歓喜するわけでもなく、抱き合うわけでもなく、淡々としていた。なんか勝って当然のような風格さえ感じた。
見ているこちらが、思わず「よっしゃ〜!」とガッツポーズ決めてるのに・・・。
しかし、ピッチを出てコーチと握手を交わして、後からだんだん勝った実感とうれしさが沸いてきたようだった。
駒沢女子・シュート11本、ラガッツア12本。2-1で駒沢女子U-15勝利!


7戦目にしてようやく白星を取り、勝ち点3を得た。
中学リーグも残すところ、次週のベルタと未定の十文字、強敵2チームを残すだけとなった。
この勢いでいけば、今の駒沢女子にとって勝てない相手ではない。
「奇跡のチーム」になるのか・頑張れ!駒沢女子!

  



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