REPORT31


2010年5月8日(土):第15回全日本女子ユース(U-15)選手権大会・東京大会
決勝トーナメント順位決定戦、対:INAC武蔵野レオネッサ(北区・赤羽サッカー場)

今日の順位決定戦で勝てば5位決定戦へ、負ければ7位決定戦となる。
一つでも高順位で終わるためにも、順決とはいえ全力で戦って欲しいところ。しかし、今日の駒沢女子は緊張の糸が切れたかのごとく、精彩を欠いた試合となってしまった。
攻撃シーンがほとんど見られず、動きやパスも散漫としたものになり、このところ順調に仕上がって、いい試合をしていただけにちょっと心配な結果ではないかと感じます。

▼はじめて行きましたが、西が丘サッカー場を通り過ぎてすぐ見えてくる、出来たばかりの赤羽サッカー場。あれ?西が丘より全然立派。スタンドも立派ですし、人工芝もきれい。ただ、ちょっと歩きましたがとても深くて重い!昨日の雨のせいもあって選手への足の負荷は相当なもの。低学年が多い駒沢にとってこれは不利に働くかも。それにボールのランも少ない。抵抗が大きくすぐ止まってしまうので、キック力の弱い選手やチームには不利になるのかな〜と感じました。


▼そんな深くて重い新品の人工芝を、彼女達は克服しうまく使いこなせるのだろうか。


▼あとは、準々決勝で敗れて今日の順位決定戦への試合への取り組み。モチベーションを下げずに勝への意識を変えず今日の試合に挑んでいるかというメンタルな部分がどうなのか。
 

▼しかし、試合は序盤から押され気味。そんな8分には右から持ち込まれシュートを受ける。一旦はキーパー止めたものの、こぼれ球に反応できず浮いたボールを再度キーパー触るが最後は押し込まれる。早くも1点を失う。
  
その後も劣勢のまま試合は進み、駒沢攻撃の体勢すらつくれず攻め倦む。そんな中、1年のなお選手が果敢にチャレンジ。
▼前半26分、相手パスを走り込んでインターセプトすると、そのまま自分でドリブルで持ち込んでシュート。
威力はなかったものの、いやな雰囲気を変える意味でもこういった積極的なプレーはとても大事です。ナイスチャレンジでした。








その後28分コーナーキックからさらに1点を失い、前半を0-2と折り返す。

  



▼前半の悪い流れを変えられるのか。
 

▼しかし後半も流れは変わらない。9分には正面からシュートを決められ点差は開いた。
 

その後も流れは変わることなく、更に2点を失い0-5の惨敗となった。
実力からすれば、この点数ほどの実力差はないと思うのですが、メンタルも含め悪い条件が重なったのでしょうか。



ともあれ、これで明日7位決定戦を最後に今大会を終える。今日の反省を生かして、最後は勝って大会を終わらせたいですね。
  


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