REPORT32


2010年5月9日(日):第15回全日本女子ユース(U-15)選手権大会・東京大会最終日
順位決定戦、対:ラガッツア(武蔵野陸上競技場)

大会最終日、順位決定戦〜決勝戦までの4試合が行われた。
@7位決定戦、A5位決定戦、B3位決定戦(関東大会をかけて)、C優勝決定戦
FC駒沢女子U-15、昨日惜しくも敗れ今日の第一試合で7位をかけて戦った。
関東大会進出をかけた修徳とベルタの試合も見たかったので、天気もいいしどうせならと結局決勝戦まで、全ての試合を観戦して帰った。

4試合とも期待通り白熱したいい試合で、5位決定戦は1-1で延長戦へ。それでも決まらずPK戦までもつれ北区すみれを破ってINAC5位。3位決定戦も修徳優勢だったが、ベルタも執念で応戦し1-1。どちらもゆずらずこれまた延長戦へ。関東大会進出の切符をかけた試合は延長で2点を挙げた修徳が手にした。
そして決勝戦も1点を争う均衡した試合となったが、昨年の覇者スフィーダがなんとか十文字を破って2-1で優勝を勝ち取った。 すべての試合が接戦のいいゲームとなり、1日観戦していても飽きるどころか目が離せなかった。

▼会場の武蔵野陸上競技場、スタンドにはかなりのサポーターが。センタースタンドはほぼ満席。


▼3位決定戦、修徳対ベルタ                 ▼決勝戦、スフィーダ対十文字 

▼第一試合開始時朝は残念ながら、スタンドもそれほど多くの人はいませんでした。

▼そんないい試合連続のこの日の第一試合。FC駒沢女子はどうだったのか。昨日の敗戦の切り替えが出来たのか。


▼キックオフから試合は駒沢ペースで動いた。7分、よしみ選手がボールをカットするとそのままドリブル突破。そのままシュートするが、これは不発。しかし序盤でのこのプレイでムードが断然良くなり、流れは完全に駒沢に。
 

▼その30秒後、めい選手からセンタースペースに縦パスが出た。これがきれいにみさき選手の前に通った。
 

▼相手DFが寄ってきたところを左にかわしてシュート。
 

▼コースがバッチリ決まり、キーパーがジャンプしても届かないクロスバーのわずか下。早くも前半8分で先制点を挙げゲームをリード。
 

▼その後も駒沢の攻撃は続いた。10分にはめい選手が左スペースでパスを受けチャンスに、そのまま持ち込むがシュートまでは至らず。
 

▼その1分後、今度は右からももか選手がルーズボールを思いきりよくシュート。しかしこれも得点には至らなかったが、この積極性はあきらかに昨日とは違っている。
 
▼更に12分には右スペースに大きく蹴りこまれたボールを、なお選手長い距離を猛ダッシュ。大きな相手選手に負けずにチャレンジ。そしてボール先に追いついたのはなお選手だった。このガッツはすばらしい。とにかくなお選手、よく走ります・・・。
 

▼26分には、ゆか選手からいいボールが蹴りこまれた。 みさき選手反応してオフサイドぎりぎりでボールを追う。 
 

▼ボールに追いつきほぼフリー状態。しかし、ボールコントロールでちょっともたつく。なんとかシュートするがこれは右にそれた。
ボールを受けてからの気の迷いが判断を鈍らせた。ここは一気に行くところだったのではないかと思う。
 

▼28分、再度みさき選手。今度は積極的攻めたが、早いボールをコントロールできず得意のループが打てなかった。
 

▼すぐ後に今度はめい選手。しかしこれも決定打までにはいかず止められた。
 

 

▼この日はDFも動きがよかった。パスも止めていたし、しっかり当たりに行ってボールを奪っていた。
 

▼前半終了間際、みさき選手ボールをキープ。前には敵はいない。しかし、なぜかそのまま持っていかずパスを選択。その間のもたつきで結局そのパスもオフサイドとなってしまう。ここも自分で持っていけたのではないだろうか。
 

ここで前半を終えたが、もっと点がとれた前半だったのではないでしょうか。ともあれ、1-0とリード。決定力には欠けたものの、内容は昨日とは全然違ってすごく良かったと思います。後半この流れで追加点がほしいところ。



▼後半2分シュート、めい選手流れを継続するプレイで後半も主導権を握れるか。


▼ハーフウェイライン手前でボールをキャッチしたみさき選手。前半の反省か、出来なかったプレイが見られた。マークが付かれたためパスも出せない。ゴールエリア内まで自分でドリブルで持ち込む。 

▼そのままシュート。わずかに左にはずれたが、望まれているプレーではなかっただろうか。
 

▼10分にはピンチも。今日一番危なかったところだろう。シュートは右に流れたが、危ないところだった。
 

▼12分、相手ファールで駒沢にフリーキック。ここでゆか選手、戻りの遅い相手選手たちをみて早いリスタート。ボールは駒沢がキープ。
みえい選手にパスがつながったが、わずかにオフサイドの判定。しかし、これはいい判断だった。
 

このまま試合終了、1-0でラガッツアに勝利した。
今大会最後の試合を勝利で終わったのは、気持ち的に大会の印象や記憶にもよかったのではないかと思います。
これにより参加25チーム中、堂々の7位という成績でで2010年の全国大会東京予選が終わった。
来年は必ず関東大会までいきましょう!!


  


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