REPORT37


2010年6月20日(日):東京都女子サッカーリーグ:1部リーグ(慶応日吉下田グランド)
対:スフィーダ世田谷FC

 FC駒沢女子トップチーム:東京都女子1部リーグの第3戦、対スフィーダFCが慶応日吉下田グランドで行われました。
1勝1敗で迎えた3戦目、相手は過去何度も名勝負を繰り広げてきたスフィーダ世田谷FC。勿論今やリーグ優勝最有力チーム。現在無失点大量得失点差での3連勝で独走状態の相手だけに、古き良きライバルとしては、何とかここで一死報いたいところ。
FC駒沢女子はケガでMFが1名、累積で1名センターバックが出場できないというベストメンバーではない状態なだけに、メンバーも気を引き締めてゲームに挑んだ。



前半ディフェンスもオフェンスも非常に動きが良く、危ないシーンもあったけれどDFがしっかり機能していたように思えたし、攻撃も積極的で何度かチャンスも生まれ攻めのサッカーが出来ていたように思える。
           

 右からまゆみ選手ドリブルで持ちこむ。
















このまま自分でシュート。ここはキーパーに止められる。

             この後も攻撃き、連携プレイでいい攻撃の形が見られた。
@相手DFから中盤に出されたボールを受ける相手に対してプレスをかける Aトラップして落ちたボールをみどり選手がチェックに。
 
Bみどり選手から、みさ選手に。                      Cみさ選手ボールをコントロール
 
Dスペースのある右サイドへ切り返してパスラインを探る        E右サイドにフリーのみさき選手が。
 
Fみさ選手のラインは右サイド、相手もチェックに向かう         Gここでわずかにゴール前にスルーが出せるパスラインができた。
 ここでみさき選手とアイコンタクトが通ったか。               二人のイマジネーションが合ったか、みさき選手も入り込む
 
Hみさ選手の絶妙な切り返し気味のノールックスルーパス       Iこれにはマークについた相手DFも対応できず。
 
Jゴール前にボールが抜けた。                       Kしかし俊足の相手4番の選手の戻りが早い。
 
L先に身体を入れられてしまう。しかしまだボールはルーズ状態   Mみさき選手ボールを狙いにいくがユニフォームを引っ張られてる?
 
Nそのまま巻き込まれるような感じで倒れこむ。             Oシュートまではいかなかったが、いい攻撃パターンだった。
 

                  一方、守備でもいいプレーがあった。

DFが右サイドに引き付けられ、そこを抜かれてフリーになったの相手FWに対して、みさ選手の対応が早く追いついたところを見事なスライデディングでボールをカットし危機を救った。
 



オフサイドぎりぎりで相手パスが通り絶対絶命の決定的ピンチが・・・。
   

 

 
 完全にキーパーとの1対1
 しかし、これもまさ選手が前に出てゴールコースを狭くするプレッシ 
 ャーを与えることによって、相手のシュートコントロールを鈍らせ、結
 果このシュートは大きく右に外れた。

 ゴール前で構えて待っていたら、体勢を整えてシュートを打たれ決 
 められていただろう。

 ここもキーパーのまさこ選手の機転と積極的な守備と、センスによ
 って生まれた的確な判断によるものだと思います。






ここは、危ないシーンだった!。この位置からの強烈なシュートがまさこ選手も対応できないコースに。
                                        しかしこれはギリギリクロスバーに救われた。
 

また、均衡したゲームにお互い熱が入りファールも多くなった。
 
セットプレーも多くなったが、なかなか決定的チャンスにまではつながらない。

ここではイエローをもらってしまう。
 

このまま得点はなく、0-0で前半は均衡した重たい試合になった。
しかし、前半の展開は無敗のスフィーダ相手に互角の試合を進め、後半この緊張感が維持できるのかが勝敗のポイントだと感じた。


後半も序盤は均衡した状態は変わっていなかった。決定的なシーンもあった。

高いボールをみさき選手ソールでボールを止めてボールを支配
 
ゴール前が広く開いている状態に、見方FWも整っている。振り向いてアーリークロス気味のパスを縦に出す。
 
これをまゆみ選手がしっかりキープ。                   しかし、戻りの早い相手DFがすでに前に。シュートに見せかけ・・
 
ここで見事なフェイント。左に切り返し一人かわして左足でのシュート
 
切り返してからのシュートが早く、相手も対応ができず足を出すのが精一杯。

いいコースに行ったのだが、キーパーが良く反応しジャンプでこのボールを止めた。


しかしその後後半30分ごろ、ゴールを奪われる。その数分後にも続けて得点を許してしまう。緊張の糸が緩んだかのごとく、そこからは防戦にまわることになる。リズムが狂ったのか終了間際にも1失点を奪われ0-3と大きくゲームの流れが変わってしまった。リーグ戦では失点は最小にとどめたいところ、2点目3点目は後で効いてこなければいいが。

必死でゴールを守るまさこ選手、終了間際に相手選手と交錯し足を強打。かなり腫れてましたけど大丈夫だったでしょうか。


試合はこのまま終了、残念ながら0-3という結果で終わりました。前半が良かっただけに悔いの残る結果となりました。
でもまだまだリーグ戦はこれからです、気持ちを切替えてがんばりましょう。


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