REPORT40
2010年7月11日(日):第32回全日本女子サッカー選手権大会東京都予選
2回戦、対:立川FC(駒沢第一)
FC駒沢女子トップチーム:
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第1戦を12-0と勝利して挑む第2戦準々決勝、立川FCとの試合が行われた。
▼「絆」でワールドカップに挑んで見事な結果を果たした日本代表を思わせるかのようなFC駒沢女子、本日参加メンバー全員による円陣。意気込みは充分感じられました。
▼U-15メンバー数名も先発に加わったFC駒沢女子。先輩からはどんなアドバイスがあったのでしょう・・・。
序盤から均衡した攻防戦が繰り広げられ、試合の行方は展開次第で全くわからず、目が離せない緊迫したゲームになるかと思われた。
▼しかし、前半16分クリアしようとしたボールが猛烈なスピードで上がってきた相手FWに当たり、跳ね返ったボールは勢いを持ったまままっしぐらにゴールに向かった。
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▼前でボールを捉えようとして出ていたまさこ選手だったが、予測しなかった展開に対応できるのか・・・
▼クッションボールはそのまま、まさこ選手の横を抜けていった。 ▼あわてて戻ってボールを止めようとしたが・・
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▼残念ながら、わずかにボールのが早く、ゴールラインを割ってしまった。
不運な1点を失い、追いかける立場に。しかし、まだ悲壮感はまだ全くなくゲームは互角のまま進んだ。
▼10分後には決定的なチャンスが。
みさき選手右サイドから持ち込んだボールをゴール前かずえ選手にロビング気味のセンタリング。
▼距離はピッタリかずえ選手しっかりボールを受ける
▼しかし、相手チェックが早く強く、そのままでは打たせてもらえなかった。
▼切り返してシュートに持ち込むが・・・、相手DFの戻りも早い。
▼シュートを打つが相手DF3人でカバー、DFに当たったボールはルーズボールに。
▼ボールはそのに詰めてきたあかね選手の前に。まだチャンスあり。▼一旦ボールを収める。
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▼シュートするが、これも相手DFのヒザでカットされた。残念ながらこのチャンスものにする事ができなかった。
前半終了前に再度決定的シーンが。
▼今度は左サイドから相手DFを交わして、ゴール前あかね選手に合わせてクロスを出す。
▼見事パスが通り、あかね選手にボールが通った。
▼角度はやや厳しかったが、ファーサイドを狙ってシュート。
▼DFを抜け、枠は捉えたかに見えた。
▼しかし、ゴールポストを直撃しクッションはゴールラインに沿ってギリギリのところをキーパーに向かって転がった。
▼なんとも相手にとってはラッキーなシーンになってしまったが、駒沢女子にとってはアンラッキーが続いてしまった。
前半はこのまま終了。0-1とリードを許して終了。
▼後半12分。
▼キーパー正面1対1.ここまでくればまゆみ選手実力を発揮。冷静にキーパーを避け、ゴール左にシュート。
▼相手選手のレフリーへの猛烈なアピールが笛を吹かせたのか、上のシーンが反則となり、フリーキックを許す。
▼このフリーキック、ゴール前しっかりつながってゴールを許してしまう。
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▼これで0-2と差を広げられてしまう。
▼リズムが狂ってきたか、その3分後。こんどは最終ラインからのパスをカットされ、カウンターを許す。
▼右サイド10番の選手にパスを通され、絶体絶命のピンチ。
▼まさこ選手追いつく手前で、厳しい体制から絶妙のループを放たれ、まさこ選手の頭上を越えゴール枠内へ。
▼これで0-3とかなり厳しい状況に。
しかしこのままでは終われないFC駒沢女子。途中交代で出たFWまゆみ選手が意地を見せた。
▼相手スローイングでパスされたゆるいボールを、この位置からまゆみ選手ボールを奪いに回り込む。
▼相手死角をついて、このボールに追いつく。
▼ワンキックでボールを前に出す。
▼そのまま自分で追いかけてボールをキープし、ドリブルでゴール前まで持ち込む。
▼見事シュートが決まり1点を返して3-1.まだ可能性はある。ゲームを急ぎたいところ・・・。
▼経験豊かななゆみ選手、喜ぶアクションも見せずに早いリスタートを思い、ゴールに入ったボールをすぐに拾いそのままセンターサークルへ。 3失点してから、相手チームの時間の使い方が明らかに変わっていた事を感じていたのでしょう。このスピリッツはさすがです。
しかし、ゲームの流れは大きくは変わらず、ゴールを脅かされる厳しい展開が続いた。
▼このシーンも危ないところ・・・。駒沢ゴール前に蹴りこまれたボール。
▼出てきたまさこ選手とゆか選手がボールを追う。
▼激しく交錯し、ボールを見失う。
▼その間に抜け出た相手選手がボールを追う。みさ選手がカバーに付く。
▼みさ選手しっかりカバーして、相手選手のシュートをミスシュートに持ち込んだ。
▼ボールはそのまま外れゴールキックに。みさ選手ナイスリカバリーでした。
▼終了間際には、一死報いの豪快なシュートシーンも。
▼これは大きく浮いてしまったが、あきらめない気持ちが伝わったいいプレイでした。
残念ながらこのまま試合終了。結果1-3と先に進むことができなかった。
今年の全日本・都予選トーナメントベスト8で終了。
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