REPORT42


2010年7月18日(日):東京都女子サッカーリーグ中学2部リーグ・第2戦
対:北区さくらガールズイヴ(北区赤羽サッカー場)

昨日に続いて中学リーグの第2戦、猛暑の中の連戦で選手達のヘルスコントロールは大丈夫でしょうか。
残念ながら初戦を勝利で飾ることが出来ず、今年のリーグは負先行となったが、ゲームの内容からはあまり心配はないのではという気持ちで、今日の試合を観戦しました。

▼この日も猛烈な暑さになりましたが、ここ人工芝の赤羽サッカー場は多少風があり、フィールドは昨日よりは良かったのではないでしょうか。選手達の表情も明るく、暑さも大丈夫そうだし、昨日の影響もないようでした。



 
 
 

駒沢女子の滑り出し。パスの連携がなかなか良かった。
▼DFももか選手から左サイドのりんか選手へ。             ▼りんか選手ワンタッチでそのまま前線左MFのひとみ選手へ。

 
▼ひとみ選手、中を見てゴール前のスペースへみさき選手に合わせパスを出す。きれいにパスが通る。
 
▼みさき選手追いついたのだが、相手DFと競り合いになり足をかけられファールをもらう。
 
▼このフリーキックを直接狙うが、わずかに左に逸れチャンスをものにできなかった。
 
その後も攻めはするもののなかなか決定的なチャンスが生まれない。
▼前半21分、ゴール前に出たボールをみさき選手フリーな状態で決定的なチャンスが生まれた。

 
▼ここでシュート。しっかり枠をとらえたシュートだったが、ここは相手キーパーがパンチングでしっかりボールをカット。ボールはゴール上にそれた。
 

前半はこのまま、優勢に攻めたものの得点には結びつかず0-0という結果で折り返す。



▼後半開始早々の3分
。左サイドからめい選手がゆめ選手にクロスを出す。

▼このクロスがしっかり通り、ゆめ選手持ち込み自分でシュート。

▼見事にキーパーの頭上にシュートが決まり、ようやく1点目が入った。

▼更にその8分後の後半11分には、りんか選手持ち前のロングスローで、ゆめ選手の待つ前線にボールを出す。

▼このロングスローがゆめ選手を越え左スペースにボールが流れた。それに合わせたゆめ選手ボールをキープし一気にゴール前へ。
 
▼そのままこの位置からシュート。

▼この積極的な攻めのプレーから、ゆめ選手キーパーとポストの間ギリギリを狙いこれが決まり連続得点の2点目をあげた。

▼後半19分には、右からミドルシュートを放ったゆめ選手、ハットトリックかと思われたシュートはいいコースだったがクロスバーにはじかれた。惜しいシュートだったがこれがつながった。

▼クロスバーにはじかれたボールは、ゴール前に落ちた。これにしっかりゴール前詰めに入ってきためい選手が追いついた。
 これをワンタッチでゴールを狙った!

▼このシュートが見事にゴールに吸い込まれた。FC駒沢女子わずか16分のあいだに一気に3得点をあげ3-0とリードした。

▼そして終了間際にゆか選手、中盤からドリブルで持ち込みシュートというところゴールエリア内でファールをもらいPKに。
 
▼1点でも多く獲得しておきたいリーグ戦の得点のチャンスだったが、残念ながらこのPKはわずかにクロスバーの上へ。チャンスをものにできなかった。


このまま試合終了。第2戦で3-0と今年度の東京都女子サッカー中学2部リーグの初勝利を飾った。
この日ピンチも多くあったが、DF陣がしっかりその役割をはたしてキーパーに仕事をさせないくらい自陣を守った。とくに最後チャンスを逃したものの、ゆか選手の守備は運動量も多くいい動きをみせていた。リーグ戦、失点を抑える事も重要なポイントになるので、無失点でゲームを終えられたことは大きな勝利といえる。


昨日は0-1で負けたが、今日勝ち点3を獲得し得失点差でプラスで明日の第3戦目を迎える。出足としてはいい序盤戦といえる。
ただ、長いリーグ戦は全てが終わってから結果が出る。ということは、言ってみればリーグ戦が終わるまで試合終了ではないのです
1試合勝ったから良しではなく、たとえ大差でリードしていても、ホイッスルが鳴るまで得点を取りにいかなくてはいけなし、1失点を防がなくてはいけない。それがリーグ戦で、Jリーグもそうですが得失点差で優劣を分ける場合があるし、特に試合数が少ないリーグ戦ではなおさらです。
身近な話では、先日のワールドカップで得失点差で決勝トーナメントに進めなかった開催国・南アフリカや、強豪オーストラリアがそのいい例ではないでしょうか。

試合終了の最後までゴールを狙う、ゴールを守る、この気持ちで残りリーグ戦がんばりましょう!!。
目標は1位で勝ち抜いて1年で1部リーグ復帰がみんなの目指すところだと思いますので。

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