REPORT48


2010年11月7日(日):
 東京都女子サッカー1部リーグ
対:小平SC(自治大学)


東京都女子1部リーグ、FC駒沢女子トップチームはここまで6戦、2勝2敗2分けとまったくの5分でむかえた
第7戦。今日の勝敗如何で上位チームで終わるのか、下位チームに入ってしまうのかが分かれる1戦となる。
勝てば2位以下が混とんとした状況のなか、展開次第では昨年の4位を上回りリーグ3位以内も見えてくる。

▼U-15メンバーも加わり、天然芝の自治大グランドで行われた。



相手小平SCは慶応大学に4−2で勝利している。状態によってはかなり手強い相手、気を許せない試合となる。

しかし、総合力から見てFC駒沢女子のほうが相手を上回っているかと思います。(勝手な私的な思い込みですが)

今シーズンのFC駒沢女子の調子は決して悪くなく、終わった6試合も決して悪い内容ではないと思えるし、いつもの調子でゲームができれば勝てる試合との思いで応援についた。

しかし、前半思いのほか接戦となった。
均衡した攻防は、お互い決定打もなく一進一退といった様相を呈した。
後半劣勢になるケースが多いFC駒沢女子にとっては、前半得点を取っておきたいところだったが、結果0-0で前半を終えた。



しかし後半、今日のFC駒沢女子は後半になっても動きが変わらなかった。というより、動きがよくなった。
あかね選手の果敢な攻撃は何度も相手DFを突破した。
▼そのあかね選手が右サイドをドリブルで突破。右サイド深いところまで持って行き、そこからゴール前にクロスをあげた。
 
▼しかし、クロスボールは相手DFによってクリアさせる。       ▼そのやや甘いクリアボールに反応したのはちかこ選手。
  
 ▼そのままちかこ選手から再度ゴール前えりか選手に絶妙なクロス。そのボールにえりか選手が頭で合わせに行った。
   
 ▼ボールの角度、キーパーとDFの位置から、えりか選手狙ったかのような絶妙なコースへのサイドヘッドシュート。


▼ボールは狙ったとおり、キーパーから一番遠いゴール左サイドめがけて転がっていった。そのままボールはゴールインサイドネットに。

 

▼ようやくもぎ取った1点目。これにはえりか選手もおもわずガッツポーズ。このえりか選手の絶妙なヘディングシュートによりFC駒沢女子、流れを変えた。


▼また、FC駒沢ゴールは、まさこ選手がきっちりと守った。この日もまさこ選手の活躍は目を引いた。


▼今までまさこ選手がゴールを守って、入ってもおかしくないシュートを何本止めた事でしょう・・。




▼そして後半も終盤に入ったとき、コーナーキックのチャンスを得た。まだまだ安心出来ない時間帯での追加点のチャンス。
みさき選手のコーナーキックがゴール前に落ちるいいキックとなった。


▼落下点を探るキーパーにみどり選手がプレスをかける。タイミングが合わなかったキーパーはキャッチ出来ずクリアするのがやっと・・。

▼こぼれたボールを詰めていためい選手が胸トラップでボールを捉え、そのままゴールへ押し込んだ。
   
▼FC駒沢女子待望の追加点が入った。残り時間もあとわずか、勝利はほぼ見えた瞬間でした。

しかし、終了のホイッスルが鳴るまでわからないのがサッカー。
▼下の4枚はワンシーンです。目の前からのシュートを身を呈して止める。更にそのこぼれたボールを後ろから別の相手選手が・・・。

  
▼まさこ選手まだ態勢も整わないところへ、更にシュートを受ける。しかし、難しい態勢ながらも中腰の状態でこのシュートもはじいた。
  
▼無論、目の前からのシュートで構えも出来ていない状態でキャッチ出来るわけはなく、それでも枠を捉えたボールをしっかりクリアした。

今日のまさこ選手のプレーが無かったら、勝負はわからなかったかもしれない。

やはり、現在のFC駒沢女子はFW、MF、DF、GKと、それぞれが飛び抜けるわけでもなく、レベルの高い非常にいいバランスが保たれている感じがする。そういう意味で冒頭で言った総合力で優れていると思えるのだと感じます。


▼今日の勝利で私の得ている情報の段階では、勝ち点で単独2位に浮上しました。各チーム残り試合も少なく、FC駒沢女子が残り2勝すれば、1部リーグ同率3位以内が確定する。


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