REPORT64
2011年5月01日(日):
第16回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権、東京都予選大会
トーナメント2回戦、対SOCIOS FC(赤羽スポーツの森)
トーナメント2戦目となるSOCIOS戦が行われました。
会場右から左へ猛烈な風が吹く悪コンディション中、北区さくらガールズが杉並FCに勝った試合に続き2試合目に行われました。
▼相手は昨年3部リーグ15チーム中3位で、入替戦にも勝利し2部昇格になった上昇チーム。気を抜けない相手だ。
▼前半は風に向かっての風下からの攻撃。体力のある前半にこのサイドは有利になるはず。
高く上がったボールは風に戻されるほどの強風、意外なボールの早さに戸惑ったのか守りにも乱れが。
▼前半6分に痛恨のPK。このサイドでのPKは風を考えるとかなりきびしい。風に乗ったボールは止めることはむずかしかった。
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1−0とリードされ追う立場となったFC駒沢。なんとか前半同点で折り返したいところ。
▼11分、みさき選手からゆめ選手に合わせ縦パスが入った。キーパーが出てきてゆめ選手ときわどいプレーになった。
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▼ゆめ選手気迫の突っ込みでキーパー、ボールを抑えることが出来ずボールは後にこぼれた。ゆめ選手の積極的プレーで同点とした。
▼1−1と振り出しにしたFC駒沢、前半終了間際の28分にも決定的なチャンスがあっが、得点にはいたらなかった。
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このまま1−1で前半終了。
後半サイドが変わり風を背にしての攻撃。流れが大きく変わるのかと思いきや、きびしい均衡戦は続いた。
そんな12分、相手チーム左サイドから絶妙なパスが通ってしまう。
▼ サイドでボールを奪われるとすかさずカウンター攻撃を受ける。駒沢DFがもどる前に正確なスルーパスがゴール前に入る。
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▼そのままシュートを打たれゴールを許してしまう。
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このまま試合終了。1-2で敗れ敗退となった。
みんな頑張って戦ったが、残念ながら攻守ともいつもの精細を欠き、全体的に集中力がちょっと弱かったような気がします。
これが本来の実力とは思いたくないが、やはりこういう大事な大会、大事な試合で結果を出せなかったというのは、ちょっと残念でならない。
全国大会へのチャレンジは残念ながら終わってしまったが、U-15にはもう一つ大事で大きなステージがあります。
復帰した1部リーグでしっかり本来のみんなの実力を発揮して、存在と実力ををアピールしてこの日の悔しさを挽回しましょう。
この日駒沢女子の後の試合で、勝っていれば当たるはずだったチームの試合が行われた。
この勝者と準々決勝となる予定だったということもあり、当初から観戦していくつもりでいたが、やはり見てよかった。
十文字中学と青梅ストロベリーの試合。壮絶で劇的な試合となった。
前半十文字が先制すると青梅が追いつき前半1-1の全く五分の試合展開。
後半、今度は青梅が優勢に試合を進め、勝ち越し点を入れ2-1とリードする。押し気味のまま青梅ストロベリー勝利かと思われたロスタイム終了ギリギリのラストプレーでなんと十文字が同点ゴールを入れる。同時に試合終了のホイッスルが鳴りぎりぎりで2-2の同点で後半終了、結果はPK戦へと持ち越された。
PK戦も十文字一人目がはずし青梅リードするが、4人目が止められ勝負は5人目へ。結果十文字が土壇場の底力で勝利を得た。
終始均衡した見応えのあるすばらしい試合だった。この両者どちらでも、この大舞台で駒沢女子との試合が見てみたかったと思うばかりです。
しかしリーグで戦えます。是非この試合のようないいゲームをできるようがんばってください。
▼最後まで目の離せない、緊張した1戦でした。
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