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2011年7月18日（月）： 第東京都女子サッカーリーグ・女子１部リーグ 第１節、対欅ＳＣ (浅川グランド） 遅い初戦となりましたが、ＦＣ駒沢女子の東京都女子サッカー1部リーグがスタートしました。 昨年リーグ4位という好成績でリーグが終わりましたが、昨年度卒部していった選手など1部メンバーの入替を余儀なくされ、今年はＵ15のメンバー比率が更に増え、大学や高校のチームがメインの女子1部リーグでの今年の戦況は厳しいものになりそうです。 そんな１部リーグの初戦が行われた。メンバーの調整などで日程を遅らせていたようで、他チームは複数試合を消化しているなか遅い初戦となった。そして今日の明け方には女子ワールドカップで日本が優勝という快挙を成し遂げた記念すべき１日となりました。 ▼新たに女子１部リーグに加わった中学２年のキーパーゆうき選手がＦＣ駒沢のゴールを守る事となった。フィールドにも中学２年選手がスタメンとして加わり７名が中学生という選手構成となった。  ▼ベテラン選手がしっかりリードして、支持をだしてチームをまとめてくれていました。みんなＦＣ駒沢女子を今まで築き上げてきてくれた心強く頼もしい先輩選手たちです。これからもこのチームを引っ張っていってくれる要（かなめ）です。  ▼その要の一人、あかね選手。前半の２０分流れはつかんでいたものの決定的なシーンがなかった駒沢に先制点をもたらした。みどり選手からのゴール前へのクロスを左足からの豪快なシュートで決めた。   ▼さらにその２０分後、またもあかね選手。こんどはゆえ選手から出されたパスを相手ＤＦと競り合いながらもシュートに持ち込みこれも見事にネットを揺らした。    ▼しかし、前半終了間際。不意なカウンターを受けゴールを許してしまう。 前半無失点で折り返したいところだったが、不安な１失点となった。しかしゲームは駒沢ペースで流れていたので、大きく流れが変わらなければ、大丈夫だろうという感じでした。 前半が終了。2-1で後半戦へ。  しかし、後半立ち上がりから相手の動きが少し変わった。ラインをすこし上げた感じで積極的に攻めに入ってきた感じがした。 ちょっと戸惑う駒沢に対して、７分にはゴールを許し２−２と同点にされた。 更にその10分後に逆転のゴールを許し、その５分後にも立て続けにゴールを奪われ、まさかの４連続失点を喫し、２−４と形勢が逆転してしまった。 ２点リードされた駒沢女子、残り時間も半分を切り、これは厳しいかなと思われたのだが・・・・・・。 しかし後半の27分、コーナーキックからのこぼれたルーズボールを、またもあかね選手見事に押し込み３点目のハットトリックを決め、３−４と１点差に縮めた。残り時間もしっかり意識して、すかさずゴールからボールを広い走ってセンターサークルへ。早いリスタートを促し勝負への執着が伝わってきた。   そんなあかね選手のゴールと気持ちがＦＣ駒沢を動かした。相手チーム後半のハイペースからの疲れも手伝ってか、またも流れがＦＣ駒沢に傾いてきた。 ▼１０分後には、めい選手右サイドを突破し深いところからセンターに低いボールでゴール前にスルーパスを出した。このボールをなつき選手がゆえ選手にバックパス。ゆえ選手シュートを打つが相手ＤＦに当たりルーズボールとなった。このボールに素早い反応を見せたなつき選手。すかさずボールを押し込み見事ゴールとなった。これで４−４の同点！   完全にムードが盛り上がったＦＣ駒沢女子、そのわずか３分後。攻める駒沢に対して必死の防戦でハンドの反則からフリーキックのチャンスをもらう。みどり選手の正確なキックはピタリと狙ったところに飛んだ。これに合わせたのはめい選手   ▼直接は決まらなかったものの、こぼれたボールを再度めい選手自分で押し込み見事勝ち越しの５点目。さすがにこれは抱き合って喜んでいました。残りあと５分、このまま行けば勝利となる貴重な勝ち越しゴールでした。   ▼残り５分も駒沢は積極的に攻めのプレーを続けました。結果、終了間際コーナーからのボールをまたもめい選手、こんどは直接ゴールを決めダメ押しの６点目。この集中力で不利な状況から見事４連続得点のお返しで再度の逆転の６−４でこのゲームをものにした。   初戦のこの戦いが今後の試合にどう影響していくのか。少なくとも新メンバーには大きな自信になっただろうし。このメンバーで女子１部リーグ行けるぞという手ごたえをみんながつかんだのではないでしょうか。  ▼わざわざ離れた応援席まで来てくれてスミマセン・・・。思わずカメラの前に出てしまいました・・。 夜中、女子ワールドカップ決勝で日本優勝の瞬間をライブで見てきて、その夢も冷めやらぬこの日にこんなすごいゲームを見せていただいて・・・、眠気もすっ飛びました。 すばらしい試合ありがとうございました。まずは１勝おめでとうございます。 
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