REPORT69


2011年8月28日(日): 
第8回・東京都ガールズ(U-15)サッカー大会
第2回戦、対文京学院中学(十文字短大グランド)

昨日の第初戦に続いての連戦、昨日はいい形で勝利して迎え第2回戦だが、スタミナは大丈夫だろうか、この日も猛烈な暑さとなった。今日の相手1回戦足立LFCに6-0で勝ち上がった文京学院中学。中学リーグでは昨年FC駒沢女子U15と入れ替わるかたちで2部に移ったチームだ。
だが中学では強豪校、気の抜けない相手である。昨日のいい流れが今日も続いてくれればいいのだが・・・。会場へ向かう車中の雰囲気からは、リラックスの中にも自信にあふれた雰囲気が伝わってきた。是非この試合勝利して準々決勝に駒を進めたいところ。

▼暑さのなか天然芝の照り返しがなお一層体力を奪うコンディション、だが昨日のグランドに比べればお互い実力が発揮できるいいグランドだ。

▼U-15の公式戦としては近年対戦のない文京学院中学。




試合は立ち上がりから動いた。
前半6分、ボールをカットしたなつき選手がドリブルでDFをかわして左深いところからセンタリング。
状況を見てゴール前に詰めていたノーマークのまほ選手にピタリとつながり、まほ選手じっくりボールを見てタイミングを合わせたダイレクトボレーシュート。
これがゴール右サイド、キーパーの逆をついてゴールが決まり幸先の良い早い段階での先制点となった。






   
その後、何度か決定的なチャンスはあったものの、得点には至らず優勢のままこう着状態が続いた。

▼前半終了間際の29分、中盤でさかんにプレスをかけていたまほ選手、今度はボールを奪うと右サイドフリーになっているゆえ選手に合わせ右奥スペースへ絶妙なパスを出す。
   
▼ゆえ選手このボールをしっかりコントロール。DFをかわして今度は左からのセンタリング。
   
▼これもノーマークのまい選手にピタリと合った。今度はまい選手のダイレクトシュートがしっかり枠をとらえた。
   
▼キーパーの届かない絶好のコースにゴールが決まり貴重な2点目となった。
    
左右からのサイド攻撃が見事にきまり、理想の攻撃パターンで2点を先制して前半を終了した。
終了間際のこの1点は後半にリズムをつける意味でも貴重な得点だった。


▼完全に流れは駒沢が握っているが、2点差は勝負を決める点数差ではない。気を引き締めて後半スタート。

▼やはり、前半終了間際の得点がリズムをつけたか、後半早々の4分にはボールをカットしたみさき選手が、相手DFが整う前に長いアーリークロスを入れる。ゆめ選手がこれに合わせたが、なんとか追いついた相手DFが必死のヘッドクリアを試みたが、態勢が不十分だったためボールは後ろに流れた。
   
▼流れたボールをすかさずゆめ選手が詰めて、キーパー手前でボールに合わせ態勢を崩しながらも押し込んでゴール!
   
これで3-0とした駒沢女子、このまま楽勝かと思いきやそうはいかなかった。
9分、左サイド中盤でボールを奪われると、がら空きとなった右サイドフリーの相手選手にパスが通り、駒沢DFがくずれたところをゴール前にクロスを入れられる。早い展開に対応できず、ゴール前フリーでシュートを許してしまい1点を失う。
更に、その2分後にも右サイド相手スローイングのボールを処理ミスからルーズボールになり、そのボールを奪われ左奥からのセンタリングで同じような展開で続けてゴールを許してしまう。
あっという間の連続失点で、後半11分3−2と流れからしても試合の行方は全くわからなくなった。

▼しかし今日の駒沢女子は踏ん張りを見せてくれました。
後半15分、中盤で今日再三いいチャージをみせているまほ選手が相手からボールを奪いゆめ選手にパス。
ゆめ選手、前が空いているのをみるとそのまま自分でドリブルで持ち込みそのままミドルシュート。ゴール右隅に決まり相手の流れを止める貴重な追加点となった。
   
この1点が流れを元に戻し、その後大きくゲームは動かなかった。このまま4−2でこの試合を制した。


これで、この大会いよいよ来週準々決勝となる。


 

  


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