REPORT75


2011年10月2日(日): 
東京都女子サッカー1部リーグ
第3戦、対東京女子体育大学(自治大グランド)


レポートなのですが、この日調布味スタで「ガールズ交流大会」(別途レポート有)と重なり、渡辺さんが味スタに残ることとなり、この試合会場の自治大に来れなくなったため、急遽本部を務めることとなってしまったため、ビデオも回せず画像を撮ることができませんでした。

という訳で、画像が命で画像主体の私のレポートですので、いつも以上につたないページとなってしまいますが、観戦はできましたのでいつも通り観戦者としての主観として簡単にお伝えします。
(本部の仕事はホームの東京女子体育大学の方にほとんどお任せしてしまいました。大変スミマセンでした。とてもいい方で助かりました・・・)

相手は昨年まで、この東京女子サッカーリーグの上のリーグになる関東女子サッカーリーグに所属していたチーム。昨年残念ながら8チーム中8位で今年東京1部リーグに降格になったとはいえ、部員50名以上を誇る大学女子サッカーの名門。
現在も東京都女子サッカーリーグ1部、2部、3部にそれぞれチームを参加させている。

関東リーグでは、日テレメニーナや早稲田大学・関東学園大学・武蔵丘短大などチャレンジリーグを狙う強豪チームと戦っていたチームですから、中学生にとっては大いに得るもの学ぶところがあると思います。

そんな東京女子体育大学のトップチームとのゲーム、FC駒沢女子で対等にぶつかれるのは大学生以上の4名のみ。あとは中学生がどれだけ付いていけるかとうところでしょうか。
もちろん、駒沢女子のU15が全く通用しないという相手ではありません。スピードやボールコントロールなどの技術面ではそんな大差はないと思います。
チームの連携がうまくかみ合い、流れ次第では勝てない相手ではありません。

しかし、前半4分相手にフリーキックを与えてしまい、そこから失点を許してしまう。
立ち上がりの失点と、まだ戸惑いが見られる中学生の気後れからか、押され気味にゲームは進んだ。
更に15分には追加点を許してしまい0-2となった。
やはり中学生多いFC駒沢女子にとっては、先制して逃げ切りたいところだが、2点を先制されたのはちょっと厳しい展開になってしまった。
しかし、その2分後FC駒沢女子前週のケガを押して出場の大野選手が相手のミスをチャンスに変え、意地のゴールで1点を返した。ハーフ40分の女子リーグ、1-2と1点差としゲームをおもしろくした。
そして、その後相手に追加点を許したものの、40分頃にはFC駒沢女子フリーキックで上がっていた大場選手がこぼれ球を押し込み1点を返すという接戦となった。

前半2-3という結果で終わったFC駒沢女子。
上記の通り「ガールズ交流大会」に選手を残したこともあり控え選手も少ないなか、残った中学生選手の体力がどれだけ通用するのか。また、それをカバーしている4人のトップメンバーの疲れも、相当出てくることが推測される。大野選手のケガも心配だし・・・・。
そんな思いで後半戦を見守った。

後半5分には点数を与えてしまうが、ミスによる失点でゲームの流れは大きく変わってはいなかった。
それどころか、相手に慣れてきたのか中学生の動きもよくなり、内容が前半より良くなったような気がした。
しかし、決定的なチャンスは演出できず、このまま2-4で試合は終了した。

とはいえ、後半を1失点で押さえたということは大きな成果といえるのではないかと思います。
全体的な試合の印象からすると、点数では負けたもののゲーム内容としては、悪くはなかったと思うし、中学生にとっては大きな収穫ではなかったかと思います。
次の試合には、この収穫を更に大きく実らせ成長を見せてくれることと信じています。

また、中学生が入っての大学生などとの試合では、メンバー全員にそれなりの負荷とリスクがかかってきます。この日もみさき選手がケガを負い医者にて1週間の安静を言い渡されました。
先週の大野選手のケガも含めサッカーにケガは付き物ですが、しないに越した事はありません。
普段の練習などから強い心身を備え、ケガのないよう充分に注意してプレイしましょう。

 


 

  


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